石堂さん お経をあげてもらう時の作法・知っておきたいお西のきまり
2018年 01月 28日
今回のゲストは、もうおなじみの江別 真願寺 住職 石堂了正さんです。
札幌組の組長さん。先月に引き続き、来ていただきました。
今回のテーマは、「お経をあげてもらう時の作法・知っておきたいお西の決まり」
大きく分けて、お経のこと、焼香のことをお聞きしようと思っていたのですが、
お経のことだけでもお伝えすることがたくさんあり、焼香、その他お西のきまりのことは
次回に再度出演していただき、お話しを伺うことにしました。 (来週もよろしくお願いいたします。)
さて、・お経とは、釈尊が説かれた法話(説法)が伝えられて、入滅500年後に文章にして
残されたものを「経」というそうです。
・8万4千もあるそうです。
・浄土真宗で読まれているお経は浄土三部経で、一番読まれているのは、
親鸞聖人が書かれた正信偈(しょうしんげ)です。
親鸞聖人が書かれた正信偈(しょうしんげ)です。
・親鸞聖人の御文書(ごぶんしょ)(お東では、「お文(おふみ)」といいます)
お通夜(還骨法要)の時などに読まれる御文書、番組内で読んでいただきました。
お話しする声と、お経やこういった文章読んでくださる時のお寺さんの声って、
違いますね。張りがあって、”さすが!!”って感じ。
・お経をいただくときの私たちの作法として、やはりきちんと正座、足の悪い方などは
椅子に腰かけて。 礼儀ですね。
・合掌の正しい姿勢、角度などやっていただきました。 (↓ 写真にて)
・最後にちょっとおまけ質問
実家に帰り、仏壇にお参りするとき、「父さん、帰って来たよ。」と言って、りんを
「ち~ん、ち~ん」って鳴らすのはあり?
まずは、仏壇に父さんがいるわけではないんだよ。ということ。
父さんはお浄土に。
きれいな花を飾ったり、お供え物をするのは、きれいなお花を見て、みんな穏やかに
暮らしているよ・・・ 安心してね・・・ そんな思いで・・・
りんを鳴らすのは、お経の最初に。
なので、帰って来たよ、「ち~ん」は、不要!! なるほど、そうですか・・・
石堂住職、また次回もよろしくお願いいたします。
by jbox2006
| 2018-01-28 04:15